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深い呼吸でしあわせ感を引き出す

深い呼吸でしあわせ感を引き出す
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深い呼吸でしあわせ感を引き出す・・・ 

 

ゆったりとした深い呼吸

呼吸というのは、自分の意志で
コントロールできる唯一の自律運動です。

そして、呼吸は感情と密接に関連しています。

 
恐れや怒りが強いとき呼吸は早く、
そして浅くなっています。

呼吸をゆっくり、深くすることで、感じている
ネガティブな感情を変化させることができます。

 
感情は、ある種のエネルギーの塊として
体の中に残っています。

 

呼吸を深くすることで、
その塊を解放することが出来るのです。

 
無理に感情を変えようとするとかえって、
解放しきれません。

呼吸を深くしつつ感じていくことで、
早く抜けることが出来ます。

 

私達の心が落ち着いていてリラックスしている時には、
呼吸は1分間に18回程度が平均と言われています。

 

しかし、体が疲れてくると呼吸はどんどん
浅くなってしまいますし、 動揺していたり
怒っている時には呼吸はアンバランスになって
荒くなってしまいます。

 

感情をコントロールする事は難しくても、
バランスを失ってしまった呼吸を
コントロールしてあげる事によって、 
感情を少しでも正常な状態へと戻してあげる事も
可能になります。

 

ちなみに、禅などを行なって精神が
かなり安定している場合には、
呼吸の回数は1分間に5回程度なのだそうです。

 

呼吸は、
単にストレスによってもたらされた
副作用の修復の役割をするだけではありません。

重要なのは呼吸することにより、
ストレスを受ける内的構造そのものを
取り除くことができるという点です。

 

同じ仕事なのにストレスを受ける人と受けない人がいます。

ストレスは、単なる外部からの刺激というより
各自のもっている観念によるところが多いと言えます。

 

ほとんどの人が自分だけの偏狭は
観念の目で世の中を見、それに合わないすべてに対して
ストレスを感じ、溜めます。

 

呼吸を通じて深い瞑想状態入ると、
自分がもっている観念をできる境地に入ります。

 

そのような高い意識レベルでは、
観念を見るだけで観念を消すことができます。

 

それによって、すべてを肯定的に考える余裕ができ、
性格も良い方向に変わって対人関係が円満になります。

 

現代人が抱える疾患の80パーセントは、
心因性疾患だと言います。

 

体の具合が悪くて病院にいたのに、
診断の結果何ら異常がないという場合があります。

 

このような、原因不明のあらゆる症状を
現代医学では「神経性」と呼んでいます。

心因性疾患は、気や血液の循環障害と
その障害による気の状態の異常により生じるのです。

 

ストレス社会に生きる私たちは、
交感神経が優位になりがちです。

 

ふだんから意識的に腹式呼吸を行い、
心身のリフレッシュを図りたいものですね。

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