右脳を働かせるためには(2)・・・
前回お話した内容をさらに詳しく見ていきましょう!
■左手
左手は右脳に直結し、右手は左脳に直結しています。
なので右脳を開発しようと思えば、
左手を重点的に使うようにすればいいわけです。
左手を使う方法としては、左手で箸をもったり、
文字を書く方法が考えられます。
ただ何かとストレスを感じるのあれば、
スプーンやフォークなど、お箸よりも
ざっくり使えるものから始めるといいでしょう。
またドアノブとかも、右手から左手で
あけるようにしたりして、今まで、
右手で何でもかんでもやっていたことを、
簡単なことから左手でするようにするといいでしょう。
もちろん左手だけにこだわる必要はなく、
右手と左手を両方一緒に動かしてもいいのです。
たとえばパソコンのブラインドタッチのように、
自動的に一緒に動かすものをいれるといいですね。
右脳と左脳をバランスよくトレーニングすることができます。
頭頂葉にある体性感覚野では、左右の指からの
情報を担当する領域がかなり広いので、
右脳に関係している左手だけではなく、
右手もいっしょに動かしたほうがトレーニングになるでしょう!
■ 読書
イメージや想像力を刺激する物語文や
エッセーを読むことにより、右脳を強烈に刺激し、
右脳開発を促すようにします。
有酸素運動でも一定時間以上続けてこそ、
脂肪燃焼の効果が現れるように、読書においても、
5分とか10分で切り上げるのではなく、
ある程度の時間(20分以上)、読み続けましょう。
そのさいゆっくりと読むのではなく、
できるだけスピーディーに読むことで、
「イメージの瞬発力」を鍛えることができます。
ゆっくり熟読してしまうと、細かい部分に
目が行って左脳が優位になるので、
できるだけ速読して、だいたいの内容を
追っていくことが右脳開発のコツになります。
また音読をすることにより、
右脳の活性化をはかれます。
1日10分程度でもよいので、継続してみましょう!
■ 芸術
絵画を鑑賞したり、モーツァルトやシューベルト、
ベートーベンといった作曲家のつくったクラシック音楽を
堪能することも、右脳のトレーニングとしては有効です。
静止画を鑑賞すると、想像力が刺激されます。
それにたいしてテレビやDVDなどの動画ばかり
観ていると右脳が鈍ってきます。
読書であれ、絵画や写真(=静止画)であれ、
自分で「想像」する余地があるもののほうが
右脳が鍛えられるわけですね。
気軽に、楽しむように芸術を鑑賞するのがよいでしょうね。
今日一日みなまさまが幸せでありますように・・・
♦♦♦ 編集後記 ♦♦♦
最近ニュースでは、日本の痴呆症の現状が
よく報道されていますね。
現在4人に一人が痴呆症と言われています。
原因不明であることが治すことが難しい問題ではあります。
発症25年間から、徐々に脳細胞が変化しているのです。
これからは自分で予防することがとても大事なことになります。
自分の能力を最大限に伸ばすために、そして未来に
痴呆症にならないためにも準備が必要ですね!