悪口は自分の脳を衰えさせる??!
あなたは普段、悪口がついつい
口からでてしまってはいませんか?
悪口を言っているその場は
ストレス発散が出来て良いかもしれません。
しかし、脳にとっては嫌な言葉による
ダメージの蓄積にもなってしまいます。
「悪口は脳を攻撃し、それが続くと
巨大なストレスとなり、脳を衰えさせ、
最終的には老化を促進してしまうのです・・・」と
脳科学者・中野信子氏の言葉。
■ 脳には誰に言っている言葉なのか理解できない
脳は、「この言葉が誰に向けられているのか」
を理解している部分とそうでない部分があります。
つまり、主語が理解できている部分では
スッキリしたように感じても、実は
脳は自分が攻撃されていると理解し、
ストレスをためてしまいます。
人の悪口を言って、スッキリしているようでも、
後で何となく後味が悪いような気分になりませんか?
自分に言っているわけではないのに、
まるで自分が攻められているような
錯覚に陥った経験はありませんか?
これは、脳にとっては、自分が悪口を言われていると
勘違いしてダメージを受けているからです。
なぜ自分で言っている言葉を
勘違いするのだと思うかもしれません。
あなたが発した言葉を、あなたは耳から聞いています。
脳にとってあなたの言葉というのは
最もそばから聞こえる声なのです。
その声が悪口を発して自分に浴びせてくるのですから、
気分も悪くなるというわけです。
■ 悪口を普段から言っていると脳はどんどん鈍くなる
普段から悪口ばかりを言っていると、
脳は普段から攻撃されてばかりいる状態に
なってしまいます。
そして、ネガティブな言葉が脳に
どんどん蓄積され、考え方も荒れていってしまいます。
悪口は脳を攻撃し、それが続くと巨大な
ストレスとなり脳を衰えさせ、老化させます。
その原因は、ストレスホルモンの
コルチゾールが大量に放出されるからです。
この状態が続くと、ストレスで脳にダメージがあるのです!
人間は不安やストレスを感じていると、
脳が正常に機能しなくなります。
ストレスは脳や身体にダメージを与え、
老化につながってしまうのです。
しかも、聞く人にまで悪影響を
及ぼすこともあるそうです・・・。
あなたは大丈夫ですか?
悪口は自分のイライラを
発散させるくらいにとどめ
普段から悪口が多いなと感じたなら、
自分の脳を守るためと考えて
切り替えていくのが良いでしょう。
こころおだやかに過ごすことが
脳にとっても大事なのですね!