年齢と共に脳が衰えるのは誤解?!
年だから・・・と、年齢を重ねるにつれ、
忘れっぽくなったと自覚する人は
多いのではないでしょうか?
途中で、何を取りに来たのかわからなくなってしまったり、
言葉が思い出せず「あれ」「それ」と
代名詞の連発になってしまうなど・・・
だんだん自分の記憶に自信がなくなってしまいますね。
以前にも私達の脳細胞が毎日
10万〜11万くらい死滅して、
再生不能だということはお話しました。
じゃ、脳は衰退の一途をたどるのね・・・と
がっかりしてしまうことでしょう。
でも本当は脳の使い方によっては、
そうでもないということもお話しました。
同じ様な内容の記事がありましたので、
今日はそれをシェアしたいと思います。
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記憶力というと、学校の試験のように
何かを暗記して覚えることというイメージだが、
「記憶力=暗記だけではない」
記憶にはさまざまな種類があるとされている。
記憶は「過去の記憶」と「創造的な記憶」の
2つに大別される。
「過去の記憶」というのが簡単にいえば
暗記のことで、すでに作られているものを覚え、
必要なときに思い出すことを指す。
一方、「創造的な記憶」は、さまざまな知識や
経験を通して刺激を受けた脳内で、さらに作り出されるもの。
年齢とともに脳は衰えるというのは誤解で、
脳は一生かかっても成長しきれないくらい
「潜在能力細胞」が豊富にあるらしい。
最も成長しやすいのが、20~40代。
もちろん50代、60代になっても、
鍛えさえすればこれらの記憶力はどんどん成長していく。
脳がものを覚えるためには、3種類の方法がある。
一つ目は「言語系の記憶」で、
文字や言葉を通して記憶すること。
二つ目は「視覚系の記憶」。
これは、図形や画像を覚えるもの。
三つ目は「運動系の記憶」で、
筋肉の動かし方などを覚えること。
自分はどれが得意なのかを知れば、
効率的に記憶力が鍛えられるのだ。
暗記が得意な人は、
言語系の記憶を鍛えていくといい。
例えば、言葉や文章をひとつ選んで逆から言ってみる。
逆から言うために、一時的にその言葉を覚えることで、
短期記憶がスムーズにでき、行動が
スピーディーになっていくという効果が期待できる。
視覚系の記憶を鍛えたいなら、
電車やバスに乗っているときに数字の「5」を探す、
道を歩きながら美容院の数を数えるなど、
ひとつのものを意識していくこと。
見る力がつくとともに、それぞれ自分が
どう感じたかと考えていくと、創造的な記憶も鍛えられていく。
運動系の記憶を活性化させるには、
体を動かすこと。なかでも食べるときに
よく噛んだり、口まわりをマッサージして
表情筋を鍛えると、脳が活性化されるという。
どれも、記憶力のイメージとは
かけ離れているように見えるが、
要はとにかく脳を使うことが肝要なようだ。
ただ、同じトレーニングばかり長時間続けると、
その際に使う脳の一部分が極度に疲れ、
かえってストレスになってしまうので、休息が必要。
いろんなトレーニングをしながら
さまざまな脳の部分を鍛えたほうが、
より効率的に脳の細胞を増やすことができる。
このように言語・イメージ・運動の脳の機能を
どんどんトレーニングすることにより、
年齢に関係なく、脳は活性化するということです。
まずは日々、積極的にトライしてみましょう!