脳に影響力のある酸素の働きとは・・・
私たちの脳に必要不可欠なのは、
酸素とブドウ糖ということは,周知のとおりです。
常に呼吸により、酸素を取り入れるような
人体の仕組みからも当たり前と思うわけです。
でもなぜそのような関係性を保っているのでしょうか?
脳の重さ.は、 男性 で1350~1400g、
女性 で1200~1250g。
これは 体重の約2%を占めています。
身体に取り込む酸素の量のうち、
その大半を2%の脳が消費するという事、
これには驚きます!
通常、私たちの呼吸は浅いといわれ、
深く呼吸をすることの重要性を、ヨガをはじめ、
いろいろなところでいわれていますね。
その時、背筋をまっすぐのばすことにより、
より多く酸素で満たされます。
このように、深い呼吸と、首の運動と、
真っ直ぐに伸ばした背筋は
いずれも血液と、酸素と、エネルギーが、
身体と脳の間を自由に行き来するのを
助ける働きがあります。
脳の機能を高め、集中力や
ポテンシャルが引き出され、
仕事の効率、アイデアが浮かびやすくなります。
ということで、仕事や学習の前に、
または、一日中必要に応じて、
目を閉じて、1~2分間の
深い深呼吸をすると良いでしょう。
ちなみに英語で「直感」を意味する
「inspired」という単語は、
「息を吸い込む」という
ラテン語の言葉からきているそうです。
深呼吸は理にかなっているのですね。
このように、脳にとって酸素が重要であるため、
もし人間が酸素の摂取量を
制限されるような事がある場合、
呼吸困難に落ちいった場合は、
酸素の脳への供給が減る前に、
身体の他のあらゆる部分への
供給が自動的に減ることが分かっています。
ほかの臓器を多少犠牲にしても
脳を守ろうと言う仕組みがあるのです。
つまり、
人類には常に脳を守る仕組みを備わっている
と言う事です。