色彩と心との 関係とは・・・
どの色の洋服を選ぶか、
朝起きた時に決めることは皆さん、日課ですよね。
一日中洋服を着ないという方はいらっしゃらないと思いますので、
あれこれ悩むこともあると思います。
その色彩を決めるという心理状態とは
どんなものなのでしょう?
夜、明日はこの洋服を着ていこう!と決めていたのに、
朝起きたら、やっぱりこれじゃなくて・・
ということもありますね。
そう考えると不思議です。
心の中で何が変化しているのか・・・
このような色と感情の関係に、
初めて注目したのはゲーテのようです。
ゲーテは全ての色は白と黒との対立で表されるという
「色彩論」を著しています。
また、色彩心理学では、
・赤は鮮血の色で興奮作用がある。
・緑は森林浴と同じ鎮静効果がある。
と言われています。
色が及ぼす心理効果は、ファッション産業のみならず、
医療現場でも早くから積極的 に取り入れられています。
手術用にはかつては
白布や白衣が使用されていましたが、現在では
血の色が目立たないように緑色になっています。
ICUでは、
手術後の患者の神経を鎮めるために
壁に緑色が使われているそうです。
どんな色を好むかによって、
その人の性格的傾向 を読みとることができることも
実験的に立証されています。
代表色である青・緑・赤・黄紫・茶・黒・灰色の性格分析が、
以下の通りです。
あなたの好きな色と性格は、はたして一致するでしょうか・・・。
【青】
穏やかな海を象徴し、物静かな性格、女らしさなどを表す。
この色が好きな人は、安定した性格の持ち主。
周囲の人との信頼関係に気を配り、
礼儀を大切にした対人関係を心がけている。
【緑】
堅固さ、自負心、優越感などを表す。
この色が好きな人は、我慢強く、堅実な考え方の持ち主ですが、
自己主張すべきときは冷静に主張することができる。
【赤】
欲望や征服欲、男らしさを表す。
この色が好きな人は、さまざまな欲望の持ち主で、
それらを積極的に手に入れようとする行動派。
仕事に対しては積極的だが、時々興奮して仲間を攻撃したり、
怒ったりすることがある。
【黄】
快活さ、明朗さ、あたたかさを表す。
この色が好きな人は、野心に満ち、大きな夢を追うような勤勉家。
ただし、いつも快活で個性的に振舞おうと
無理を しないようにすることが必要かも。
【紫】
神秘性、感覚的、エロチックなものを表す。
この色が好きな人は、繊細で感受性が強く、
ロマンチスで心の豊かな人。
【茶】
暖炉、家庭、家族に象徴される安全性を表す。
この色が好きな人は、協調性があり、人づき合いがよいので、
人から相談されることが多い。
【黒】
拒否、断念、降伏、放棄などを表す。
この色が好きな人は、思うようにならない現状を変えようと努力するが、
飽きっぽい面もあり、その葛藤に悩むことがある。
【灰色】
われ関せずといった気持ちを表す。
この色が好きな人は、優柔不断で自己中心的、
他者依存的なところがある。
以上、自分と一致するところがあるでしょうか?
あくまでもデータとして参考になれば幸いです。
皆さんは果たして今日は何色の洋服を選ぶのでしょうね?