脳の衰えを遅らせるには・・・
私たちの身体も、何もしないと
どんどん体力がなくなり、
次第に病気がちになったりしますね。
脳も同じです。
脳も鍛えることで老化を防ぐことができる
といわれています。
つまり脳も筋肉と同様で、使わなければ衰える一方です。
では一体、脳の若さを保つためには
どう鍛えればよいのでしょうか。
右脳を活発化させ
シナプスの働きを強めることが、
脳を若返らせる近道といえるのです。
脳は『右脳』と『左脳』に分かれており、
基本的に右脳では「ひらめき(直感)」を、
左脳では「論理」を司っています。
この両者をネットワークのように
繋いでいるのが『シナプス』と呼ばれる神経伝達回路です。
右脳、左脳をまんべんなく使うことで、
このシナプスは活発に働きだすのです。
しかし、私たちが生きる現代社会では、
物事を記憶したり数式を使ったりする機会が多いため、
知らず知らずのうちに右脳を使用する機会が減り、
シナプスが弱まっている傾向があるのです。
実は、このシナプスの弱まりは、
神経細胞が死滅すること以上に
脳老化を進める要因となっているのです。
脳の働きをよくするには・・・。
それは、毎日頭を使って考えることです。
時間があるからといって、
テレビをただ漫然と見ているだけでは、
脳の働きはどんどん衰えてしまいます。
なるべく新聞や本を読むように心がけて、
問題に直面したときには解決法を考えるよう、
自分の頭脳を使っていきましょう。
多くの人に会ってコミュニケーションをとったり、
仕事とまったく違う分野の趣味を持つなど、
脳にも違った刺激を与えることも効果的です。
こうした日常の活動の積み重ねが、
脳の配線といわれるニューロンの連絡網を活発にしていくのです。
日々意識していくことが大切です。