笑いと脳の活性化とは・・・
笑いは・・・
細胞を緩め、人々をリラックスさせます。
そのことは、リラックスするときに現れる脳波、
アルファ波によっても確認されています。
脳をリラックスさせると、
たまっていた心理的なストレスが軽減され、
集中力が飛躍的に高まるのです。
集中力は、記憶力や思考力、創造力に
いい影響をもたらします。
また、家族や友人、仲間たちとの笑いを
交えた楽しい会話は、脳を活性化し、ボケを防ぐと
いわれています。
学校の授業でも、面白い話はなぜか
良く覚えていて、本来覚えなくてはならないことが
頭に入っていなかったりします。
楽しく印象に残ることは、イメージ力を上げて
記憶を良くします。
■笑いは免疫力強化をもたらす
アメリカの精神科医パッチ・アダムスは、
ジョークを連発するユニークな療法で
人々の心と体を癒すことをしています。
笑いがMK細胞を増やして、
免疫力がアップするのです。
1982年、米国「笑い療法学会」発足に際して、
医師や心理学者によるシンポジウムが行われました。
その中で確認されたことは、次のような内容でした。
①大笑いをしてリラックスすると、
自律神経の働きが安定する。
②笑いによって、脳内モルヒネともいうべき
強力な鎮痛作用を持つ神経伝達物質、
エンドルフィンが増加する。
③笑うと右脳が活性化されるので、
左脳を使うことからくるストレスを和らげる効果がある。
笑いは、自律神経や脳内神経伝達物質に
影響を与え、ストレスを和らげることによって、
免疫力を高めると考えられています。
脳の活性化と免疫力の強化という
一石二鳥の効果をもたらす笑いの大切さを、
私たちは改めて認識する必要がありそうです。
笑いによって、心が弾み、
さらに免疫力を強化していきたいものです。