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脳を使いながらの運動の効果は?!

脳を使いながらの運動の効果は?!
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脳を使いながらの運動の効果は・・・

脳の働きをさらに効率よく高めるためには、
できるだけ頭を使いながら
エクササイズを行うことをおすすめします。

 

ジョギングも、ウォーキングマシンを使って
ただ漫然と走るよりも、簡単なテストや
考えごとをしながら走ったほうが、前頭前野の
とくに10野の働きがよくなるということが、
研究結果で明らかになっています。

 

10野は、人間にとって最も重要な領域です。

前頭前野は、猿やチンパンジーなどの
類人猿でも大きくなりますが、10野は
人間しか大きくならず、計画的に物事を進めたり、
創造力を働かせる役割を果たす領域です。

 

この10野を発達させるために、
ジョギングをするならできればウォーキングマシンより、
屋外でジョギングすることをおすすめします。

 

屋外では、人や自転車の往来に気をつけたり、
道路の凹凸や障害物を避けたり、次々と現れる
問題を解決しながら目的地を目指さなければいけません。

屋内で走るよりも、脳を使うわけです。

また、四季のうつろいを感じながら楽しく走れば、
それが快感となって腹側被蓋野(ふくそくひがいや〕を刺激し、
さらに脳の働きを高めてくれます。

 

腹側被蓋野は報酬行動に関わる中脳にある神経核で、
報酬を期待して行動したり、報酬により快感覚を
得るような状況で活性化し
快情動の生成に関わっています。

 

この神経機構は、
日常生活における意欲の向上や
動機付けとして重要です。

たとえ屋内で行うエクササイズであっても、
同じことを繰り返すのではなく、
いろいろやり方を変えてみたり、
昔のことを思い出したり、頭を使うよう
工夫してやることで、前頭前野の働きを
高めることができます。

 

ただし、どの運動も続けていかなければ
意味はありません。

 

せっかく運動を始めて働きがよくなった脳も、
止めてしまうと少しずつ元に戻っていってしまいます。

継続は力なり・・・といいますね。

運動も続けることによって脳の活性化維持できるのです!

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