メルマガ登録

ウェブの能力と脳力を最大限に高めるヒントをお届け! 365日スマホで学べる! 起業家Web戦略メールセミナー

人間の脳は柔軟性が大!? 

人間の脳は柔軟性が大!? 
このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on LinkedIn

人間の脳は柔軟性が大!?

前回はコンピュータや動物たちの脳との違いである
脳の柔軟性についてお話しました。

毎日10万〜11万のおびただしい数の
脳細胞が死んでいくリスクに対して、
私たちの脳はどのように対処しているのか・・・

それが脳の柔軟性だということでしたね。

 

では年齢による脳の柔軟性は
どのようになっているのでしょうか?

★    子供の場合 ★

子どもの脳の柔軟性は特にすごいといわれています。

子どもの脳のニューロン(神経細胞)は、

大人に比べて突起を伸ばしてネットワークを作りやすく、

また学習や記憶に関するレセプターが多いため、

柔軟性に富み、失われた能力を

「肩代わり」する力が大きいのです。

 

 

何か脳にハンディがあっ場合、
実は柔軟性に富む生後間もないころに
大きく組み替えることができるようです。

 

お母さんが、赤ちゃんが生まれた直後から
一日中体をマッサージしたり、話しかけたりしながら、
外からの情報の刺激を与え続けることによって、

柔らかい赤ちゃんの脳は、お母さんが作ってくれる刺激を
いっぱい受けて、残されたニューロンを使って
ネットワークを作り上げていくようです。

★    大人の場合 ★

《脳卒中で言葉を失ったAさんの場合の例》

 

普通、私たちが言葉を聞いて理解したり、
話したりするとき、左脳の「言語野」
とよばれる部分を使っています。

Aさんは、脳卒中で左脳の言語野を
やられてしまったのでした。

その後Aさんは、一生懸命にリハビリを行い、
ついに言葉を取り戻しました。

Aさんは、どうして言葉を取り戻すことができたのでしょう?

 

Aさんの脳を調べたところ、左脳の言語野の機能を、
なんと右脳が肩代わりしていることがわかりました。

 

左脳にある言語野が、右脳に移動していたのです。

Aさんのケースは、大人の脳でも
ニューロンネットワークが組み変わることが
できることを示しています。

★    高齢者の場合 ★

ニューロン(神経細胞)は、

1日に10万個死んでいくといわれます。

ニューロンの数は基本的には増えることはなく、
減る一方ですが、心配することはありません。

 

ニューロンには新しく突起を伸ばしてネットワークを
作り上げていく力があり、高齢者になっても
その力はなくならないのです。

 

実際、老化して亡くなった人の脳のニューロンを調べてみると、

むしろ若い人よりも豊かな突起の

つながり方をしている場合があります。

 

老化した脳は、確かに若い脳に比べて
反応のスピードなどが遅くなったりしますが、

豊かに作り上げたニューロンネットワークを使って
学習したり、若者にはない知恵や思考を展開できるのです。

 

以上のように、人の脳の柔軟性は特徴的であることがわかります。

    
年をとっていってもこのニューロンのネットワークを
広げていくことが脳の衰えを防ぐことができるのです。

http://kioku.or.jp

日々の脳の活性化をこころがけましょう!

365日間*無料で学べるメール講座
お名前
メールアドレス