アルファ波でストレス解消!
昨日はストレスとは何か、あらためて考えてみました。
今回はそれにはα波がなぜ良いのかをみてみましょう!
α波とは・・・脳波です。
意識脳(左脳)と潜在脳(右脳)は通常、遮断されています。
どうしたら潜在脳の情報を引き出すことができるか。
それを可能にするのがα波なのです。
α波の中でも
ミッドα波(9~12Hz)の状態が一番重要で、
脳波がミッドα波の状態の時、
意識脳と潜在脳を遮断している扉が開かれます。
そして、潜在脳の中にある必要な情報を
意識脳に取り込みます。
能力を十分に発揮できる人、
いつも活き活きしている人は、
ミッドα波を無意識のうちに発生させ、
意識脳と潜在脳の遮断された扉を開いているわけです。
脳波がα波の状態になると、
β-エンドルフィンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは体に絶大な効力を持つ物質で、
次の効能があります。
1. ストレスを低減、解消する
2. 脳を活性化させる
3. 体の免疫力を高め、様々な病気を予防する
このような効能から、α波は、
意識障害・認知症・精神疾患・睡眠障害・
生理学・心理学などの
研究目的で用いられることもあります。
■β波
13Hz~ 緊張/分散
意識していて左脳が全開/日常生活の領域
■α波(α3)
11~13Hz ややリラックス/ 集中
意識していてやや右脳が活動/落ち着いた人の活動領域
■α波(ミッドα)
9Hz~11Hz リラックス/超集中
意識していて右脳が全開/超一流選手や天才の活動領域
■α波(α1)
7Hz~9Hz リラックス/うとうと
やや意識して右脳が全開/眠りかけ
■θ波
4~7Hz リラックス/無意識
右脳が全開 /まどろみ
まん中のα波をミッドαと呼び、
この脳波になった時は誰でもリラックスしながら
超集中状態にあり最高の実力を発揮できるのです。
ヨガや禅の瞑想状態の時、
すなわち精神状態が、雑念や不安から解放されます。
そして安定した心理状態になったときは、
血圧や呼吸数、心拍等も下がり、非常に
リラックスした状態になります。
脳波で言う、いわゆるα(アルファ)波が
出ている状態になるのです。
この時は、記憶力、集中力も増し、ストレス、イライラを取り、
リラックスできます。
例えば受験時のアガリ性、スポーツのプレッシャー、
赤面、対人恐怖等の除去や、寝付きが良くなる等の
状態になるのです。
このように、α波からβ-エンドルフィンがでるようになり、
体の免疫力を高め、様々な病気の予防をします。
これにより記憶力、集中力も増し、
ストレス、イライラを取り、リラックスできるようになります。
α波が出るために、常に呼吸はゆったり、
深くするようにするといいですね!