記憶とお酒・たばこの影響は・・・
記憶力の種類の中でさらに、エピソード記憶があります。
エピソード記憶というのは聞いたことがあるかもしれません。
そう文字通りエピソードをちゃんと覚えているのかどうか
というお話です。
エピソードというのはつまり
何がどうしてどうなったという生活上で行われた記憶、
それは思い出という形で表現されたりもします。
自分が何をどうしたのかという事を
複合的に形として残す記憶の力です。
そのエピソード記憶は
話の通り記憶を複合的に絡めて一つの思い出物語として
作られるので少し高度な記憶だとも言われています。
一つ一つの出来事を時系列で構築し、
それを一度保存した後、記憶力で引っ張り出してくるので
脳のあらゆる所を利用しています。
また特徴としては古い出来事が
脳を損傷した前後より覚えているという所です。
これは脳内での記憶を保管する場所、
記憶を生成する場所が損傷を受けた場所と違うため、
古い記憶が残っていると言われています。
しかしエピソードの記憶障害というのは
一つ一つの事実は断片として思い出す事ができても
論理的な流れとしてはつなげられない状況を言います。
細かい所は覚えているが、それがなにで
どうでどうなったかがわからない状況です。
エピソード、思い出が良くわからなくなる、
子供の頃誰とどう遊んだのか、学生の頃どのような活動をしたのか、
社会人になってどんな仕事をどのようにやったのか。
そういったことを忘れてしまうのが、記憶障害です。
この記憶が日常のお酒やタバコの影響をうけるのかどうか?
いやもちろん個人の判断にもよるのですが、
酒タバコはすでに医学的には体にあんまよくないモノだと
いうことになってますよね。
これは皆様周知の事実だと思われます、
というのは、喫煙所という場所が各地に設けられていて、
「タバコ吸う人はココで吸ってね」と隔離されてますからね。
記憶力を保つためには、なるべく控えた方がいいようです。
お酒に関しても、多くの人が飲んでますし、
適度であればリラックス出来るという事で
皆様の生活に溶け込んでいます。
けれども、脳に関してはやはりあんまりよろしくない
というのは明白の事実ですね。
実際普通の人が飲み過ぎて
自我が保てない状況になったり寝てしまったりするのは
脳へ負担がかかっている証拠です。
なので、タバコとお酒は・・・
これを飲んだり吸ったりしている人は
自分の判断でまずは少なくしましょう。
それが記憶力を保持する、
脳が若くいられることにつながるのではないでしょうか・・・