目の動きと脳との関係は・・・
脳に影響するものはいろいろありますが、目の影響もかなりありますね。
目の神経は脳との距離が近いため、
目の動きが脳に多大なる影響があると思えます。
たとえば、私は薬剤師という立場上、よくヘルペスの患者さんをみかけました。
いわゆる帯状疱疹です、
これが目の近くにできると、すぐ入院なんですね。
なぜか?
ウイルスが目から脳の方にいってしまうと
大変なことになるからです。
このように目と脳は距離的にも近いという関係からも、
お互い影響を及ぼし合っているようです。
私の速読(楽読)スクールでは、レッスンの時に必ず、
眼筋トレーニングを行っています。
最初のころはほとんどの方が6回〜8回くらいですが、
レッスンを重ねて、4、5回くらいになると、
回数が2桁になり10回以上になる方がでてきます。
この眼筋トレーニングは、目の筋肉トレーニングで、
目を早く動かすことにより、右脳にその信号を送り、
脳の回転を良くしていくものです。
この眼筋トレーニングは、朝が弱く、頭がボーッとしている時にも
効果的です。
朝が苦手で、なかなか頭が働いてくれないという方は
ぜひお試し下さいね。
実際、どのようにやるか見たい方はぜひ速読の体験にいらして下さい!
私たちは、一日のうちにテレビやパソコンや携帯電話などの
画面を眺めている時間がとても長くなっています。
画面の中では動きがありますが、目が見ているのは画面の平面だけです。
画面に映し出された情報を見ているだけでは、
脳の機能は低下してしまうそうです。
脳にとっては、目を動かして立体的な情報を捉えているかどうかが
大変重要なのです。
このことからも、パソコンをずっと見ていて、
疲れ目の時には、先ほどお話した眼筋トレーニングをすることにより、
脳を活性化することに意識してみると良いですね。
脳は五感をフルに活用して情報を受け取っていますが、
目を動かさない時間が長くなると、
視覚的な情報の受け取りがスムーズにいかなくなります。
これが長期にわたると、周囲の変化に疎くなったり、
人から話しかけられても即座に反応できなくなったり、
物忘れがひどくなったり・・・・ちょっと困ったことになりますね。
このような状態に陥ることがないように、
毎日の生活の中で意識的に目を動かすようにしましょう。