口角を上げるとセロトニンが増える!?
いつも口角が上がっている人や笑顔の人は
本当に幸せそうで、誰からでも好かれる素敵な人です。
そんな素敵な笑顔は、
脳内物質のセロトニンと密接な関係があるようです。
私の速読のスクールでのレッスンの時に、
よく口角を上げることをお話ししています。
本を読む時や、人の話を聞くときに、
なるべく口角を上げるようにしましょう!
ということを実践してもらっているのです。
なぜ?
というのは次にお話しする脳内のホルモンの
セロトニンの分泌に影響があるからです。
★では・・・ セロトニンって何??
まず知っておきたいのはセロトニンのことです。
セロトニンとは・・・
精神面に大きな影響を及ぼす脳内伝達物質であり、
有名なノルアドレナリンやドーパミンと並んで、
神経伝達系に重要な働きをします。
セロトニンが不足すると、精神面によくない影響が現れます。
良くない影響??
★では・・・ セロトニンが不足すると??
1.セロトニンは睡眠時に分泌される
メラトニンと深い関係があり、不足することで
メラトニンが分泌されなくなってしまうため、
寝つきが悪くなってしまいます。
そのため鬱病の人はほぼ全員不眠症を合併します。
2.やる気、集中力の低下
何もやる気が起こらず、ダラダラと過ごしてしまう場合は
疑ってみてください。
3.脳機能の低下
セロトニン自体が脳機能に影響するというより
不足が起こると脳機能に関連の高い
ドーパミンが少なくなってしまいそれにより
思考能力の低下、注意力欠陥などになってしまう
可能性があります。
4.うつ病
セロトニン不足のもっとも重症化したタイプが
うつ病だといわれています。
5.もの忘れの増加
昔から覚えていることを忘れたりはしませんが、
一時記憶が落ちてさっき置いたものがどこにあるか
わからない、なんてことが増えるようです。
★ 笑って脳を騙す?!
実は、笑顔を作ること、笑うことによって
セロトニンは分泌されるそうです。
とは言え、ストレスの多い現代社会で
無理に笑うこと、作り笑いを浮かべることは
簡単ではありません。
ですから、まずは口角を上げることを
意識してみてください。
そうすることにより、脳が勘違いを起こし
セロトニンの分泌量が増えるのです!
セロトニンが増えることにより、精神が安定するので、
自然に笑える機会も増えてくるでしょう。
★ 表情筋のトレーニングが大切
セロトニンを増やすためにはまず、
口角を上げることが大切です。
そのために毎日鏡に向かって
表情筋のトレーニングをしてみましょう。
実は日常生活で実際に使われている表情筋は
全体の30%くらいだそうです。
ですから、
意識的に表情筋を鍛えることがとても大切なんです。
では、表情筋のトレーニング法を簡単にご紹介します。
1、顔を縦に伸ばしましょう。上下に引っ張られているように、伸ばします。
2、顔を縦に縮めましょう。上下から押しつぶされるように縮めます。
3、顔を横に伸ばしましょう。左右に引っ張られるように、伸ばします。
4、顔を横に縮めましょう。左右から押しつぶされたように、縮めます。
また、口輪筋の動作には、
1、「あいうえお」と大きな口を開けて発音しましょう。
2、口を閉じて笑顔を作り、ゆっくり戻しましょう。
これらのトレーニングを毎日鏡の前で繰り返せば
口角がしっかりと上がり、今よりももっと
輝いた表情を手に入れることが出来そうですね。
そして連鎖的にセロトニンも増え、精神が安定し、
元気な笑顔美人が実現できます。
さあ、鏡に向かって、口角が上がって元気になるかどうか、
チェックしてみてみましょう!
元気になったらセロトニンが増えていることかもしれません^^