右脳の鍛え方 その3
前回は右脳を鍛える方法として、
メンタルトレーニングについてお話ししました。
今回は多少にていますが、イメージトレーニングについてです。
こちらの方はもっと手軽な方法で
直接右脳を刺激することの出来るトレーニングです。
潜在意識は、実際の体験だけでなく
イメージによる仮想体験も記憶回路に取り組む、
という便利な仕組みになっています。
つまり、イメージをうまく定着させれば
そのとおりに体を動かすこともできるはずです。
メンタルトレーニングの一つ「イメージトレーニング」は、
そういう脳の仕組みを利用する方法なのです。
しかし、ここ一番!という時には
メンタルトレーニングを行っていると
心がプレッシャーに負けることが少なくなるので
合わせて行うとより効果的だと思います。
イメージトレーニングの際には
右脳と左脳の両方をバランスよく鍛えると
良いかもしれませんね。
メンタルトレーニングの一つ「イメージトレーニング」は、
そういう脳の仕組みを利用する方法なのです。
イメージ力を育てる右脳イメージトレーニングの順序
1) 瞑想 (目を閉じて心を落ち着ける。約1分)
2) 呼吸 (ゆっくり深い複式呼吸をする。最低3回)
3) 暗示 (言葉で導く)
4) イメージ (目的が叶った想像をすること)
この順番で、右脳でイメージをすることによって、
イメージした通りのことが起こります。
右脳のイメージ力は
宇宙エネルギーを使いこなしますので、
自分自身の肉体にとどまらず、他の人の肉体にまで
コントロールを及ぼします。
その能力は、病気を治癒する能力にとどまらず、
運動的能力や芸術的能力にまで及びます。
イメージで先頭を走るイメージをすると、
今まで一番ビリを走っていた子どもが、
突然1等を取る子どもに変ったりします。
イメージにはイメージした通りのことが
実現するという原理が働いています。
すると、人はイメージ力を身につければ、
自由自在に自分の能力を発揮できる様になります。
メンタルトレーニングとイメージトレーニングの最も大きな違いは
メンタルトレーニングの方が過去の勝ちパターンを
心と脳にしっかりと植えつけることなのに対して、
イメージトレーニングは
今、あるいは将来の自分の最良の状態をイメージして心と身体に植えつける事です。
つまりメンタルトレーニングは経験の確認で、
イメージトレーニングは目標や目的達成という違いがあります。
それではどのようにしたらよいのか、みてみましょう。
まず朝起きたときに右脳による閃きが生まれることが多いという
データーがあります。
したがってこの閃きをこまめにメモしておき、
左脳で処理しやすいようにしておきます。
また夢を見たときはその夢を忘れないうちに
書き留めておくと良いでしょう。
夢には右脳の影響が強く出ると言われています。
また自分の明るい未来を思い描き、
それを実現していく自分を想像します。
この時ルーティンを少し変更することでより
鮮明に自分の明るい未来をイメージしやすくなります。
なぜならルーティンは左脳の働きだからです。
ルーティンを変える具体的な方法としては
通勤や通学路を変えてみる、
一駅分歩いてみる、小説を読む、旅行をする、
といったことで簡単に行えます。
レシピに頼らず冷蔵庫の残り物を工夫して
晩御飯を作ってみたり、
時計を使わずに1日を過ごしてみたりして、
少し非日常を意識的に演出してみましょう。
そうして少しずつ変化を与えた今の自分が
将来の理想に近づいていっているかを確認しながら
日々すごしてみてください。