右脳の鍛え方
前回右脳とはどういうものか、
アスペルガー症候群の説明をしながら、
右脳の働きをご理解いただけたのではないかと思います。
ではこの右脳を鍛えるためにはなにが必要で、
何をしたらよいのでしょうか?
右脳を鍛えるのに適しているのは
想像力(イマジネーション)と
創造力(クリエィテイビティ)です。
たとえば、「お金持ちになりたい」と言う願いを持ったとします。
ただ単に「お金が欲しい」ではだめです。
明確に「お金持ちになりたい」と思ってみましょう。
イメージは強く持った方が現実化しやすいからです。
次にお金持ちになって何をしたいかを
あなたの良心に向かって問いかけてみます。
お金を貯めるということはプロセスに過ぎないからです。
お金はエネルギーなので、使う人によって、
良いエネルギーにも悪いエネルギーにも変化していきます。
ですから、お金持ちになって、何をしたいのか?
という目的・意図の純粋性が大事になってきます!
右脳は幸せになるための脳です。
ですから、あなたの持つ良い心に
あなたがお金持ちになることのメリットを
説得してみるのです。
例えば「お金持ちになって両親に恩返しをしたい」
といった具合にポジティブに考えて見ましょう。
「良心」とはあなたの潜在意識の
一番深いところにある蓋だという精神学者もいます。
次に出来るだけ楽しく、その目標達成の為に
励んでみましょう。
辛くときも、楽しむことを常に忘れずに実行していれば
おのずと目標に近づいていく事が出来るはずです。
この「楽しむ」、「楽に行う」という事が
右脳開発には非常に重要です。
なぜなら、辛いストレスに耐えながら行う
ストイックな状態は左脳を鍛えることになるからです。
この右脳トレーニングを日常でも
簡単に出来る方法を紹介していきましょう。
紙と鉛筆、筆記用具は準備します。
まわりにある、身近なコップやマグカップなどの、
残像トレーニングです。
5秒間見つめます。
そして目を閉じて目の中に残像を覚えておきます。
これを2~3回繰り返してイメージだけを頼りに
選んだマグカップなどの絵を描きます。
そして目を閉じて目の中に残像を覚えておきます。
この残像トレーニングに慣れたらさらに、
身近なもので残像トレーニングを行ってみましょう。
家具や窓の外の風景などを利用して行うと良いでしょう。
また絵心のある人は逆さ模写をしてみると
右脳は活発に動きます。
絵が得意ではない人は左手を
活用してみるのが良いでしょう。
スポーツ選手は日常生活で利き手とは逆の手を使って
食事をしたり、字を書いたりする選手が多いことを
ご存知ですか?
左右のバランスをよくするのです。
特に、左利きの人は左半身をメインに
使うことになるので右脳の活性化には有効的です。
利き手とは逆の手で食事や字を書くのは
さすがに大変と言う人は、
左手で折り紙を折ってみてください。
案外難しいですが左手で食事するよりは
ストレスは軽いでしょう。
両手で違う絵を描くというのも効果的です。
最初はアルファベットのような単純な図柄から
やってみましょう。
それではもう少し手軽さを重視してみましょう。
買い物をする時指先だけの感覚で
目的のコインを探り当てるというのも有効的な方法ですが、
お店の混雑時には避けたほうがよさそうですね。
あとは疲れたときや寝る前のリラクゼーションに
手の甲の親指と人差し指の間にある
合谷(ごうこく)というツボを数秒間押すという
指圧マッサージを3分ほど行うというのはどうでしょう?
これは肩こりにも効くのでお勧めです。
このように日常生活の中にも、
意識をすると左手を使うなど、
右脳開発トレーニング的なことが
たくさん見出せます。
ぜひできる事からトライしてみましょう!