記憶と丹田呼吸法
前回は、呼吸法の中でも、
腹式呼吸についてお話ししました。
今回はその腹式呼吸をさらに深くした丹田呼吸法、
そして記憶との関係についてです。
まず呼吸を深くすることがなぜ記憶力をアップさせるのか・・・
脳は身体のほかの部分より
10倍ぐらいの酸素を必要とします。
ですから浅い呼吸をくり返していると、
頭がボケてきたり、記憶力が悪くなったりしてきます。
深い大きな呼吸をすると空気中の酸素が
血液の中に多く取り入れられ、古い血液が
新しい血液になります。
これによって身体の全細胞にエネルギーが与えられ、
代謝が促進され、細胞が活性化されます。
結果、脳の働きを活性化する効果があります
身体の健康によい結果をもたらすだけでなく、
自律神経が安定し、心身のバランスが整い、
精神が落ち着き、的確な行動がとれるようになります。
呼吸は自律神経がコントロールできるものなのです。
ですからこれによって自分をコントロールできます。
ではこの丹田呼吸法の丹田とは
どこにあるのでしょうか?
まず、丹田呼吸法で大切なのは、
丹田を理解することです。
丹田とは腹筋のことです。
両手を腹筋の辺りに当てて、仰向けに寝て、
少し上半身を起こす腹筋運動をして下さい。
腹筋が硬くなるのが分かります。
その一番堅くなった所が丹田です。
この丹田の場所を意識できれば、
丹田呼吸法の70%は理解したといっても
良いぐらいです。
決して難しいものではありません。
では次回はこの丹田呼吸法について.
詳しいやり方、そしてそれをすることによる変化について
お話ししていきましょう!