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睡眠で脳が浄化される?!

睡眠で脳が浄化される?!
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睡眠で脳が浄化される?!
 
 
前回は睡眠と集中力の関係をお話ししました。
 
今回はとても興味深い記事の紹介をさせて頂きます。
 
睡眠が脳内の老廃物を掃除する効果がある!!
 
ということがわかったのです。
 
以下がその記事です。
 
 
 
睡眠によって頭がすっきりする仕組みを、
米ロチェスター大などの研究チームが明らかにした。
 
 
睡眠には脳内の老廃物を掃除する効果がある
ことを突き止めた。
 
 
脳の病気の原因になる
脳内にたまった老廃物の解明につながる可能性も
あるという。
 
 
米科学誌サイエンス電子版で発表した。
 
 
 
チームは、睡眠時と覚醒時のマウスの脳の体液の流れを
調べた。
 
 
脳内の隙間を流れる体液が
毒性のある老廃物を除去している。
 
 
睡眠中のマウスの脳は体液の流れる隙間が、
覚醒時より60%以上大きくなっていた。
 
 
老廃物の一つに、アルツハイマー病に関係している
とされるたんぱく質アミロイドベータがある。
 
 
睡眠中のマウスの脳内のアミロイドベータを
調べたところ、覚醒時に比べて2倍速く
脳から取り除かれていた。
 
 
睡眠不足になると、うまく決断できなかったり、
学習が困難になったりする。
 
 
睡眠は、
 
脳内の老廃物を除去する役割があったという。
 
     (朝日新聞デジタル  睡眠が脳の老廃物を掃除 より)
 
 
 
だから寝るとすっきり目覚めることができるのですね!
 
人間の脳は 睡眠中も活動しています。
 
 
記憶の面から言えば、
 
睡眠中の脳は日常の記憶を整理して短期記憶を
長期記憶に変換したりする作業を続けています。
 
 
 
ただし活動中とはいえ、脳は24時間同じ活動はできません。
 
 
睡眠することによって 効率的に
情報処理作業ができるのです。
 
 
 
以前にお話しましたが、
睡眠には2つのパターンがあります。
 
 
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、
一晩のうちに4~5回繰り返されています。
 
 
 
どちらも睡眠中に脳を休めるのですが、
休息のさせ方が違います。
 
 
浅いレム睡眠
 
「記憶の整理」や、うつ病の予防などの
「精神疲労の回復」を担当しています。
 
 
 
このときに夢を見ますから、
睡眠中に脳は完全には休まっていないわけです。
 
 
 
一方、深いノンレム睡眠は、
「大脳を全体的に深く休ませる役割」があります。
 
 
ノンレム睡眠のときに、
起きている間にヒートアップしていた脳の温度が、
ようやく下がっていくのです。
 
 
この時、夢はほとんど見ません。
 
 
 
睡眠で脳の熱を冷ます
 
 
人は起きているときは、
ものを見て、聞いて、味わったり、嗅いだり、
触れたりして五感が働きます。
 
 
また自分の頭のなかで、思考を巡らすこともあるでしょう。
 
 
歩いたり運動しているときも、大脳を使っています。
 
 
一見ボーッとしているようでも、大脳は働いています。
 
 
そうなると、どこかで大脳の熱を冷ましてあげないと、
ヒートアップしてしまいます。
 
 
それこそ睡眠の役割なのです。
 
 
睡眠で脳は、初めて休まります。
 
 
脳が疲れたとき、ちょっと居眠りをするだけでも、
頭がスッキリ晴れ渡ったという経験は
誰にでもあるでしょう。
 
 
これは居眠りが、
大脳を休めるノンレム睡眠に通じるためですね。
 
 
もちろん15分程度の居眠りでは、
ノンレム睡眠の第3、第4段階までは到達しませんが、
浅いノンレム睡眠なら現われます。
 
 
 
ちょっとした仮眠でもすっきりするのは、
この大脳を休めるノンレム睡眠になる
ことからなのですね。
 
 
忙しい方は、なかなか睡眠時間を取れないのが
悩みなのではないでしょうか。
 
 
そんな中にも15分程度の仮眠、もっと平たく言えば、居眠り
有効ですので、試してみて下さいね。
 
 
 

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