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高次脳機能障害とは・・・ 

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高次脳機能障害とは・・・
 
 
前回までは、アルツハイマーになると
脳はどういうふうになっているのか、
 
予防は? 治療は? ということについてでした。
 
 
今回は物理的に損傷をうけることで、
脳が受ける障害の一つ、高次脳機能障害です。
 
 
 
交通事故や脳卒中などで脳が損傷を受けると、
集中力や記憶力が落ちたり、
怒りっぽくなったりすることがあります。
 
 
 
これらの症状をまとめて
「高次脳機能障害」といいます。
 
 
高次脳機能障害は、
 
外見からは分かりにくく、
周囲に理解されにくい障害です。
 
 
 
高次脳機能障害は身体障害と違って、
一見してわからない障害です。
 
 
ですから、会社や家庭でも気づかれないこともあり、
社会的認知度が低いので「静かな障害」
といわれることもあります。
 
 
 
私たちの脳は、どんな最新鋭コンピューターが
束になってもかなわないくらいの
複雑な能力を持っています。
 
 
 
 
コップをつかんだり、綱渡りをしたり、
縄跳びを上手に飛んだりするだけではなく、
テレビを見て笑ったり、言葉を使って
相手とコミュニケーションをしたり、
昨日の出来事を覚えたりするような
複雑なことまで脳が関与しているのです。
 
 
 
 
このような多彩な脳の働きの中で、
他の動物達とは違う人間らしい
脳の働きを総称して「高次脳機能」
と呼びます。
 
 
分かりやすく表現するならば、
「心」をつかさどる脳機能とも
言えます。
 
 
ですから、怪我や病気などで高次脳機能が傷害されると、
ぱっと見た感じはふつうなのに、
記憶力が落ちていたり、根気が続かなかったり、
判断力が低下して、社会生活にうまく
適応できなくなることになります。
 
 
 
障害の程度によっては本人ですら
気づかないこともあり、
周りから理解されにくい障害のひとつと言えます。
 
 
 
高次脳機能障害の主な症状・対処法
 
 
高次脳機能障害になってしまうと、
具体的に以下のような症状が出現します。
 
 
対処法と併せてご紹介します。
 
■ 記憶障害
 
側頭葉内側の障害により
引き起こされる症状です。
 
 
記憶障害には大きく分けて、
新しいことを覚えられなくなる「前向性健忘」と、
昔のことを思い出せなくなる「
逆向性健忘」の2つがあります。
 
 
日常生活の中でも約束を守れなくなったり、
大切な物をしまった場所を忘れてしまったり、
何度も同じことを聞いてしまったりと、
日常生活や仕事をする上で
深刻な問題を抱えてしまいます。
 
 
<記憶障害への対処法>
 
携帯電話のスケジュール表や
カレンダー、アラーム機能などをうまく組み合わせて、
重要な要件に気づきやすくしたり、
思い出しやすくなるような工夫が必要です。
 
 
また、メモをまめに取ることで記憶しやすくなる
という効果もありますが、忘れてしまったことを
思い出す手がかりにもなるので、
日常習慣にするよう促しましょう。
 
 
■ 注意障害
 
前頭葉や頭頂葉の障害で
引き起こされる注意障害です。
 
 
物事に集中して取り組むことができず、
ちょっとしたことで気が散ってしまうため、
本人が集中できる時間に合わせて、
適度な休憩を促すことが必要です。
 
 
 
具体的には、会話や思考がとぎれとぎれになり、
まとまりのない会話になったり、
行動の内容に一貫性がなくなったりします。
 
 
 
 
 
与えられた仕事をすぐに放り投げてしまったり、
人の話を聞きながらメモを取れなくなったり、
ぼーっとしている時間が長くなり、
呼びかけてもすぐに反応ができなくなったり、
といった症状が見られます。
 
 
■ 注意障害
 
前頭葉や頭頂葉の障害で引き起こされる注意障害です。
 
 
物事に集中して取り組むことができず、
ちょっとしたことで気が散ってしまうため、
本人が集中できる時間に合わせて、
適度な休憩を促すことが必要です。
 
 
 
具体的には、
 
会話や思考がとぎれとぎれになり、
 
 
まとまりのない会話になったり、
行動の内容に一貫性がなくなったりします。
 
与えられた仕事をすぐに放り投げてしまったり、
人の話を聞きながらメモを取れなくなったり、
ぼーっとしている時間が長くなり、
呼びかけてもすぐに反応ができなくなったり、
といった症状が見られます。
 
 
 
次回はこの他の症状もみていきましょう!
 
 
 

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