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アルツハイマーの原因は・・・ 

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アルツハイマーの原因は・・・
 
 
認知症の原因となる主な疾患には以下のものがあります。 
 
・脳血管障害 
・アルツハイマー病などの変性疾患 
・正常圧水頭症 
・ビタミンなどの代謝・栄養障害 
・甲状腺機能低下、など。 
 
これらの原因によって、生活に支障をきたすような
認知機能障害が生じた場合に、「認知症」と診断されます。 
 
 
 
脳血管障害の場合、画像診断では微小病変が
見つかっているような場合でも、
はたしてこれらが認知症状の原因になっているかどうかの
判別は難しいのが現実です。 
 
 
 
これまでは脳血管性認知症と診断されてきましたが、
実際はアルツハイマー病が認知症の原因
となっている場合が少なくありません。 
 
 
これを、「脳血管障害を伴うアルツハイマー型認知症」といいます。
 
 
■ アルツハイマー病の原因
 
 
アルツハイマー病の原因は現在研究中であり、
いくつかの特徴は見られるものの原因を
特定するには至っていません。
 
 
■ アルツハイマーの脳内の変化
 
 
医療の進化によって、脳の変化の様子を
見ることができるようになりました。
 
 
そのため、現在ではアルツハイマーの
早期発見が可能になりました。
 
 
アルツハイマーの人の脳内で起こっている変化には
どのようなものがあるのでしょうか。 
 
 
■ 大脳皮質の萎縮
 
アルツハイマーでは、大脳皮質が著しく萎縮します。
 
 
脳全体、特に側頭葉や頭頂葉が萎縮していきます。
 
 
通常、成人では1,400グラム前後の脳がありますが、
発症後10年位を過ぎると800~900グラム以下に
減ってしまいます。
 
 
 脳が萎縮するというのが原因の一つと考えられています。
 
 
 
 
■ 神経細胞の変形と老人班
 
 
 
顕微鏡でアルツハイマーの人の脳を観察すると、
神経細胞と神経細胞の間にシミのような
老人斑が見られます。
 
 
 
また、神経細胞の中に糸くずのような
神経原線維変化が見られます。
 
 
 
このように老人斑や神経原線維変化の増加に伴い神経細胞が減っていきます。 
ただし、残念ながらなぜ神経細胞が変形するのか、老人班ができるのかなどについてはわかっていません。
 
 
■ 情報伝達物質の減少
 
脳の中の情報伝達物質の減少が見られることが
最近判明しました。
 
 
情報伝達物質は多くの種類があり、
アルツハイマー病患者の場合は
いろいろなものが減少していますが、
特に減少しているのがアセチルコリンという物質です。
 
 
 
アセチルコリンは
 
数ある脳の情報伝達物質の中でも一番初めに
その役割が解明された物質で、
副交感神経の覚醒、学習、記憶などに関わっています。
 
 
 
記憶に関わっている物質が減少しているため、
記憶力の低下を招いていると考えらます。
 
 
 
ただ、なぜアセチルコリンの分泌量が
減少してしまうのかについてはわかっていません。
 
 
■ アルミニウム原因説とは?
 
 
アルツハイマー型認知症の原因は
現在のところ明確ではありません。
 
 
あくまで、ひとつの説ですが、
「アルミニウム原因説」と呼ばれるものがあります。 
 
 
 
アルミニウムイオンの摂取が
アルツハイマー型認知症の原因のひとつではないか、
という説です。
 
 
しかし現在は、この説は一般的に認められていません。
 
日本アルミニウム協会では、
腎臓機能障害との関わりを示しています。 
 
スクラルファートといった、
アルミニウムを含んだ医薬品には、
腎臓の働きが悪いと中毒になる恐れがあるという
趣旨の注意事項が示されています。 
 
 
確かに、アルツハイマー型認知症の患者さんの脳には、
健常者の数十倍の濃度で、
アルミニウムイオンが検出されています。
 
 
 
ただし、それがアルツハイマーが原因で
起こる症状なのかどうかは不明です。 
 
 
 
従来は、血液脳関門によってアルミニウムイオンが
脳に達しないという見方もありましたが、
現在では、血液脳関門を突破することが
明らかになっています。
 
 
アルミニウムとアルツハイマー型認知症の発症との
因果関係は、完全には否定できません。
 
 
 
しかし、日常生活で摂取する量で、
はたして影響があるのかどうか、その危険性を過度に
心配する必要はないでしょう。
 
 
■ 喫煙との関係
 
 
アルツハイマー型認知症については、
そのさまざまな症状と共に、
その危険因子についても急速に研究が進められています。
 
 
 
現在、生活習慣上の危険因子として、
食習慣や運動習慣、および知的生活習慣が
注目されています。 
 
その他、議論になっていることに喫煙があります。 
 
喫煙は、アルツハイマー型認知症の発症の危険性を
高めるといわれます。 
 
 
自らタバコを吸うことを能動喫煙といいますが、
この能動喫煙だけではなく、
非喫煙者、つまり受動喫煙、
であってもタバコから出る有毒物質の影響を受け、
アルツハイマー型認知症の発症率が高まるといわれるのです。 
 
 
 
喫煙に関してはさまざまな議論がおこなわれています。 
 
 
実際、疫学研究からは、喫煙によって
アルツハイマー型認知症の発症のリスクが1.79倍にあがるといい
結果さえ得られているのです。 
 
また、受動喫煙についても、アルツハイマー型認知症の
発症リスクが上昇するという調査結果が発表されています。
 
 
 

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