メルマガ登録

ウェブの能力と脳力を最大限に高めるヒントをお届け! 365日スマホで学べる! 起業家Web戦略メールセミナー

脳が引き起こす「こころ」とは(2)

脳が引き起こす「こころ」とは(2)

脳が引き起こす「こころ」とは(2)・・・

前回は
大脳辺緑系の古皮質

大脳辺緑系の旧皮質についてお話ししました

今回は大脳新皮質についてです。

 

大脳新皮質の知的心
扁桃核や大脳辺緑系の情動を制御し、
感情の暴走を止め、理性的な行動を取らせ、
物質的現実的な利益をもたらします。

 

しかし、それは心が通じるという、
人間の心の本能欲求を満たすものではありません。

 

また愛情が伝わるものでもありません。

しかし、
大脳新皮質のコミュニケーション
実際的なことや、物質的な仕事に関して、
円滑に処理され、仕事をするために大切なことです。

ここに扁桃核や大脳辺緑系の言葉によらない
情動の情報の伝達や共感、共有が加わることで、
その人間関係の質とその深さは
より高く深いものとなります。

そしてそれが文化の広さ大きさ深さとなります。

そしてそれが社会のなかで
どれだけ互いに共有できるかで社会の文化基準や、
社会感情、環境の深さ広さとなります。

 

つまり、大脳新皮質、辺緑系、扁桃核

それぞれの関連性と相関性が
その人の人格の広さ深さとなります。

 

そしてそれを訓練し、成長させ学習することが
可能です。

 

それは大脳新皮質の情報を
言語に変換して記憶する機能が大役を果たします。

扁桃核の言葉にならない情動の情報を
言葉に変換して認識し、それを言葉によって制御します。

 

そこから得た感情情報を辺緑系や扁桃核に再入力し、
情動記憶をより肯定的プラス反応として
記憶庫に入れ替えることができます。

 

それは認知療法とも言えるものですが、
誰でも簡単に行えるセルフサポートです。

特に心の病を抱える人も、
よくその仕組みを理解することで、

自分を圧倒してしまう恐れや不安という情動を、
言葉で分解し、それに肯定的な言葉をプラスして変性させ、
より行動的積極的情動反応をもたらす情動記憶として
扁桃核や大脳辺緑系に記憶されます。

 

具体的には、言葉にならない、意味不明の不安感、
それを言葉に置き換えてみて、パズルをはずすように
ばらばらにしてみます。

 

そしてそれにそれを肯定的な思考に換える
言葉をつけるのです。

 

「明日が不安だ!」

「明日は不安だが、今日に意識を集中させ、今日を生きよう」
というふうにです。

常に肯定的な思いに変えていくということが重要なのです。

日々の暮らしのなかで心の安定感を感じたい時、
ぜひトライしてみましょう!

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

 

最近「キレる」子供が話題になっています。

そもそも、キレやすい人とは、どういう人なのでしょうか?

それは、衝動性が高く、
我慢や切替えが難しい人のことをいいます。

私達が何かを我慢する時、
こめかみの4センチくらい上に
前頭葉背外側部という場所がありますが、

ここからGABA(ギャバ)という
化学物質が分泌され、動きや考えを
止めることができるのですが、

キレやすい人はここの動きが悪いのです。

 

さらに、突然暴れだしたり、
過剰におびえたりする人は、
「怒り」「おびえ」をもたらす

ノルアドレナリンの分泌が高く、
「幸せ」「癒し」のセロトニンの分泌が
低いことがいろいろな実験で証明されています。

 

セロトニンはノルアドレナリンや
ドーパミンを調整する役割を持っていますから、
この分泌が少ないとなるとキレたりするのは
当然の結果かもしれません。

この原因としては、遺伝子、育ち方、環境ホルモン
3つが考えられます。

①遺伝子というのは・・・

「キレやすい」ものだけではなく、
例えば、「内向的」「はまりやすい」
「優柔不断」「やたらと元気」…といった特性があります。

これはいってみれば『脳の癖』です。

私達の脳には、もともとこうした癖を
持った遺伝子が存在しているんです。

もちろん、人によって持っている遺伝子は違います。

このいくつかの遺伝子群が環境や周囲の人、
さらには自分自身との関係に
刺激されながら互いに作用し合っています。

そして、はまりやすい脳やキレやすい脳を
作り上げていくのです。

 

それでは脳の癖の何割が
遺伝子によるものなのでしょうか?

 

それはおおよそ6割です。

ですから、脳の問題は、まずは
遺伝子の問題として捉えて、その後で
人間関係や社会に原因を探っていくべきものなのです。

 

もっとも、脳は刺激に対して非常に敏感ですから、
環境によってある癖が強まったり
癖の性質そのものが変化したりということはあります。

②「育ち方」というのは・・・

セロトニンは「幸せ」や「癒し」の物質ですが、
子供の頃に十分な愛情をもらえずに育つと、
このセロトニンの分泌機能が
発達しないといわれています。

 

特に赤ちゃんは、母親と一緒に過ごし、
愛情を注いでもらうことによって
セロトニン系を育んでいきます。

 

しかし、日本は高度成長期以降、
核家族化や地域社会の崩壊が進み
時間をかけて子育てをすること
が困難になっています。

 

結果、セロトニン分泌機能が充分でない子供が
増えたのではないかと考えられます。

 

それと、子供の遊び方の変化も、要因の1つです。

昔は子供が「遊ぶ」といえば、
仲間と外を走り回っていたものですが
最近はあまり見掛けなくなりました。

 

少子化やテレビゲームの凄まじい普及によって、
「内遊び」「1人遊び」の傾向は加速される一方です。

 

しかし、体を動かすことは
「集中」のノルアドレナリンや
「やる気」のドーパミンの分泌を増し、
脳の発達には非常に重要なことです。

また、大勢で遊ぶことは、
コミュニケーション能力や人間関係から生じる
ストレスの対処法などを学ぶことにもなり、
セロトニン系を育てることになります。

 

ということは、親はできるだけ子供と接し、
さらに外で友達と遊ばせることが、
健全な脳の発達に欠かせないということになりますね。

次回は3つ目の「環境ホルモンの影響」について、
引き続きお話ししていきます。

色と自律神経の関係とは・・・

色と自律神経の関係とは・・・

色と自律神経の関係とは・・・

私たちは日々、無意識に色を選んでいます。

今日選んだ洋服の色には、
あなたの心が映し出されています。

選んだ色から心身の状態を判断する、
これは色の持つエネルギーを
自動的に選択して心があるからです。

 

色は光、つまり電磁波の一種です。

電磁波といえば、
赤外線・紫外線・X線などが有名ですが、
人の目に見える色(可視光)もこの電磁波の一種なのです。

色を波長の長いものから順に並べたとき、
「赤>橙>黄>緑>青>藍>紫」と並びます。

そしてこの赤の左隣には赤外線があり、
紫の右隣には紫外線が並びます。

赤外線や紫外線が
人体に影響を与えるのはよく知られています。

それと同じように、
赤から紫の光も人体に影響を与えているのです。

 

心がつらい状態にあるとき、
無意識につらい感情をはき出すことができる
色を選びます。

心がしあわせな状態のとき、
そのしあわせを増幅させることのできる色を
選びます。

そのとき、心が心地よい色を選んでいるのです。

心の状態にそって色を選ぶのは
右脳のはたらきです。

左脳の役割は
合理的・目的にそって色を選ぶことです。

昨日は何色の服だったから今日はこの色とか、
この色と相性がいいのはこの色とか、
それらは左脳の働きです。

実生活では左脳による働きが強くなるので、
感情に正直な右脳の力に任せるようにしましょう。

■自律神経と色の関係

人のからだの中でも、
心臓の動きや体温などは
自律神経により調整されています。

自律神経については
以前にもこのメールマガジンでお話ししました。

自律神経は意識して操作できるものではありません。

心臓の動きや体温などは、
自分の意思で調整できませんね。

この自律神経は、
実は色により影響を受けるのです。

 

自律神経には、
活動する神経の「交感神経」と、
休む神経の「副交感神経」の2つ
があり、
必要に応じて切り替わって
働いていることはすでにお話しました。

 

自律神経失調症とは、
この交感神経と副交感神経の切り替えが
うまくできない症状です。

 

色は、暖色系の色と寒色系にわけることができます。

暖色系の色は交感神経を活発にさせ、
寒色系の色は副交感神経を活発にさせます。

【暖色系】赤や黄:交感神経を刺激

【寒色系】青や紫:副交感神経を刺激

こんな実験があります。

同じ人が赤で統一された部屋と、
青で統一された部屋に順番に入り、
それぞれの部屋で脈拍数と体温を測ります。

 

すると多くの人は赤の部屋で測った時の方が
脈拍数も体温も高くなるそうです。

この結果から赤という色が
交感神経を活発にしていることがわかります。

 

色を暖色系と寒色系にわけた場合、
暖色系は「動」的な心の状態、
寒色系は「静」的な心の状態と
結びつくことが多いようです。

カラーセラピーで選んだ色から
心が「動」的な状態を欲しているのか
「静」的な状態を欲しているのかがわかります。

 

色は光、つまり電磁波の一種なので
身に着けているだけでも心身に影響を与えます。

 

色彩のもつ力をさりげなく身につけてみましょう。

テンションを上げたいときには赤色のもの、
落ち着きたいときに青色のもの、
頭の働きをアップしたいときは黄色、
みんなとわいわい楽しみたいときは橙色など、
状況と目的に合わせた色を選んでみましょう!

森林セラピーで免疫アップ!

森林セラピーで免疫アップ!

森林セラピーで免疫アップ!

森の中を散策するとなぜか気分が
リフレッシュします。

樹々の緑の揺らぎは、
現代人の酷使しがちな目の緊張をやわらげます。

深呼吸すると、体中に新鮮な酸素が行きわたり、
爽快感が得られます。

 

森林浴の効用としてよく知られるのが
フィトンチッドの効果です。

 

フィトンチッド

樹木が自らを外敵から守るために
発する香りの成分で、主な成分はテ
ルペン類と呼ばれる有機化合物です。

 

フィトンチッドは揮発性が高く、
抗菌、消臭、防虫などの効果があるとされていますが、
特に私たちが体感するのが、爽やかさです。

 

森の中には悪臭の原因となる枯れ木や落ち葉、
動物の死骸などがあります。

 

しかし、新鮮な空気を辺り一面に感じるのも

フィトンチッドの作用によるもので、

フィトンチッドの消臭・脱臭効果は

人の免疫系にも何らかの影響を

与えているのではないかと考えられています。

 

森林セラピーとは森林浴で得られる癒し効果を
医療やリハビリテーション、カウンセリングなどに
活用する療法で、リラクゼーションや
NK細胞の活性化による免疫力の向上
などの効果が立証されています。

 

近年、森林浴が生活習慣病の予防や
改善につながることが医学的にも解明され、
海外でも森林浴療養を保健診療で認める国もあります。

 

日本では、現在森林セラピーの施設が44カ所あり、
森林をより有効に活用しようという
気運が高まりつつあると言われています。

 

「森林セラピーの医学的な効果の検証」と
「地域活性を目指した森林セラピーサポート」の
研究プロジェクトによると、
都会の疲労度の高いサラリーマンに、
2泊3日の森林セラピーの実験を行いました。

 

その結果、被験者全員のNK細胞の活性が.
高くなり、都会に戻った1週間後、さらに1ヶ月後
も高い値を維持していたことが分かりました。

 

また森林浴後に、数名の被験者に
3種類のがん抑制タンパク質が増加したことも
明らかになっています。

 

こうした効果は、
都市部を同時期に同時間散歩するという実験での
被験者からは見られなかった現象であるといいます。

 

この他にも、森林浴を体験したグループのほうが、
唾液中のアミラーゼ値(消化酵素)が
有意に高かったことも報告されています。

 

このように、森林セラピーの導入で、
ストレス減少によるメンタルヘルスの改善や
免疫機能の向上などを確認しています。

気軽に楽しみながら生活習慣病を予防する。

そんな現代人の癒しのツールとして
森林浴は今後ますます注目されそうです。

 

日常の散歩に、少しでも森林浴をするように工夫すると、
よいですよね!

頭痛の解消法とは・・・

頭痛の解消法とは・・・

頭痛の解消法とは・・・

梅雨の時期や季節の変わり目など、
精神的に不安定になりやすいということを、
以前、メールマガジン講座でお話ししました。

気圧・温度・湿度の変化に心と身体が
一生懸命順応しようとしますが、負荷がかかることによって
ストレスが生じてしまうのですね。

 

また頭痛というのもやっかいで、
何をやっていても楽しくなくなります。

 

うっとうしい頭痛には、
日頃からどのようなセルフケアに努めればいいのでしょうか。

 

なにかと憂鬱な頭痛。頭痛に襲われると
誰もが思わず頭に手を当て、頭皮を
もみほぐしたりということを本能的に行います。

 

頭のツボ押しやマッサージで血行を良くすることが
頭痛緩和につながることを経験的に知っているからです。

 

ただ、こうした頭のツボ押しやマッサージで
解消される頭痛は「緊張型頭痛」
呼ばれるタイプのみのようです。

 

「緊張型頭痛」は、女性に多くみられ、
我慢をすれば日常生活に支障をきたさない
程度の痛みですが、数日間だらだらと続く、
といった特徴があります。

 

「緊張型頭痛」については、.
肉体的ストレスと精神的ストレスから
僧帽筋(後頚部から肩、背中まで繋がっている筋肉)
全体が緊張し、血管が収縮することから
酸素不足、代謝異常が起こり、老廃物が蓄積し
、痛みや不快感が引き起こされるといいます。

 

そのため伝統的なツボ押しやストレッチは
やはり効果的といいます。

 

また、首や肩を温めることも「緊張型頭痛」の
緩和に有効で、蒸しタオルで首筋を温めたり、
入浴することも効果的といいます。

 

軽い運動やストレッチ、座ったままでの
首回しや肩たたき、肩の上げ下げなど
簡単な運動で十分なので、パソコン作業など
長時間同じ姿勢でいる人はこまめに軽い運動を
するよう心がけましょう。

 

ところで、今、20代-40代の女性の5人に1人が
頭痛持ちといわれます。

1)女性ホルモンのエストロゲンの減少
(生理周期と関係)

 

2)男性に比べて筋肉量の少ない体型
(冷えや低血圧、低体温の原因と同様)

 

3)遺伝、が原因として考えられるといいます。

女性ホルモンや遺伝が原因で頭痛が起こっている場合、
頭痛を完璧に解消する方法はないといいます。

 

頭痛には、前述の「緊張型頭痛」以外に、
「偏頭痛」というものがあります。

偏頭痛は若い女性に多く、拍動性で、
吐き気や光過敏、音過敏、視覚前兆などを
伴うといった特徴があります。

 

痛みがかなり強く、我慢できずに薬を
飲みたくなるほどのもので、寝込む程の頭痛が
月に1回以上ある人は偏頭痛と判断されるそうです。

 

ただ、この「偏頭痛」は「緊張型頭痛」と
同じような方法では解消します。

 

偏頭痛は、体内ホルモンセロトニンの減少により
血管が拡張することで誘発されることが
判っています。

 

従ってそのため、「緊張型頭痛」のように
温めたり入浴したりすると痛みが余計に
増すことがあるため注意が必要といいます。

 

応急処置としては
こめかみや目の周りを冷たいタオルで
冷やすことが効果的で、入浴も避けた方が
無難、暗く静かな部屋で安静に休むことが
一番効果的な対処と言われています。

 

近年増えている「緊張型頭痛」と「偏頭痛」の
ミックス型頭痛のタイプで、「温めるか、冷やすか」
「動かすか、安静にするか」、それぞれ対処法が
異なります。

 

まずは自分の頭痛がどのタイプかを
見極めることが大切です。

 

近年は「緊張型頭痛」と「偏頭痛」の
ミックス型も増えてきているため、
「偏頭痛」の対処を優先させ、冷やして
安静にしておくほうが効果的のようです。

その他、「群発頭痛」というタイプもあります。

これは男性に多く、目の奥やこめかみが
えぐられるような激しい痛みが
1-2ヶ月続くという恐ろしいものですが、
セフケアでは治らないため、早急に病院へ
行くことが大事です。

 

普段から頭痛に慣れてしまうと、
この二次性頭痛が起こっても、我慢して
ぎりぎりまで放置しておく人がとても多いですが、
どんな頭痛でも「たかが頭痛」と見過ごさず、
二次性頭痛の可能性を疑い、適切な処置をすることが
大切です。

梅雨と心の関係は?!

梅雨と心の関係は?!

 

梅雨と心の関係は?!

6月ころになると、梅雨だから、
調子が悪いとか、鬱っぽくなってきた…
とかいうお話しをよくききませんか?

 

四季の移り変わりの中の一つの現象、
「梅雨」になった時、心に何が起こるのか?

またその対処はどうしたらいいのか、
考えてみたいと思います。

 

まず、雨の日に気持ちが憂鬱になってしまう理由は、
気候によるストレスが大きく関係しています。

 

気圧・温度・湿度の変化に
心と身体が一生懸命順応しようとしますが、
負荷がかかることによってストレスが
生じているのです。

 

 

なんとなく体調不良を感じる原因は、
季節の変わり目に頻繁に起こる
“気圧の変化”や“気温の変化”のようです。

 

このような気象要素が、
体や心にストレスをもたらすものを総じて
“気象病”といいます。

梅雨時期は、
晴れと雨を頻繁に繰り返す天気となります。

 

つまり、日ごとの気圧の変化が激しいのです。

また、肌寒かった翌日、真夏のような暑さになるなど、
気温差の激しい時期でもあります。

 

このような“気圧の変化”や“気温の変化”
身体にとって大きなストレスになります。

 

この天気によるストレスに、
日常生活で感じる精神的ストレスが加わって、
“自律神経の乱れ”を引き起こすのです。

 

自律神経が乱れると・・・

「やる気が出ない」といった心の不調だけでなく、

「手足が冷える」「肩がこる」「体がだるい」

「頭が痛い」など、体にも不調が出てきます。

 

また、梅雨の時期は太陽光不足により
体内時計がくるい、ストレスや気持ちの
落ち込みが生じます。

 

その原因のひとつとして、
体内時計に働きかけ、自然な眠りを導き出す
睡眠ホルモンの『メラトニン』
分泌バランスが崩れることが影響しています。

 

日照時間が短い梅雨の時期は、
メラトニンの分泌のタイミングが遅れたり、
過剰になったりするため、
睡眠の質が
低下
してしまいます。

 

そのため、心身へ負担がかかってしまうのです。

 

さらに、心のバランスを整える働きがある
神経伝達物質の『セロトニン』は
日光を浴びることで増えるため、
日照不足により光の刺激が減ると
セロトニンも減り、精神のバランスが
崩れやすくなるとも言われています。

 

そのため、梅雨の合間の貴重な晴れの日には、
できる限り自然な太陽の光を浴びるようにしてください。

 

さらに、ストレスは精神的なものだけ
と思われがちですが、梅雨の時期のように、
気候によるストレスが憂鬱な気分を
導き出してしまっている場合は、
精神的なケアだけではストレス対策にはなりません。

 

心と身体はつながっているので、
身体のケアをすることで
心のバランスを保つこともできるのです。

 

たとえば、運動不足のために
セロトニン不足を導き出してしまっていることも
あります。

雨が降っているから、
歩くことが億劫でタクシーを使ってしまったり、
極力外出を控えたりなど、
身体を動かさない時間が長くなると、
背筋が伸びず、肩をまるめる姿勢が
定着してしまいます。

 

そして、血液循環や自律神経の働きが悪くなり、
心身の不調を招き、マイナス感情が
発生しやすくなります。

 

そのため、雨が降ってもできるような、
室内での適度な運動の工夫や、
晴れの日には、なるべく身体を動かすことに
意識を持っていくことが大事になります。

 

では次回は、

梅雨時期の体調不良・心の不安定を
少しでも改善する方法を考えてみましょう!

2 / 1212345...10...最後 »